FC東京?浦和など

J1リーグ第33節、味の素スタジアム、14時キックオフ。
朝7時からスタジアムへ。ずっと周辺取材。顔見知りのサポーターに会う。清水君、DOLさん、隊長、UBのメンバー、そして角田君。角田君の表情が一番硬かった気がした。DOLさんから「オレたちにくっついて、言の葉を伝えてくれ」と言われ、隊長からは「いや、そうじゃなくて、いろんなチームのサポーターに会ってくれたほうがいい」と言われた。また、清尾さんから「いつも来なきゃダメだ」と言われたが、彼のように自分のチームでちゃんと商売になるのは幸せだろうと思う。河野さんの姿がなかったのが残念だった。
試合は、FC東京の単純明快な攻撃が浦和を苦しめた、と言えるだろう。浦和は横綱ながら、うっちゃる力を隠したままだった。どうして山田が変えられたのか分からなかった。土肥を使わなかった理由も分からなかった。様々な噂だけが飛び交って試合終了。貴賓席にいた人たちがG大阪の勝利を大声で叫び、浦和優勝を阻止したことを誇っていた。倉又監督が「今日は目の前で胴上げさせたくなかった」という挨拶をして、残っていた浦和の観客が大ブーイング。
試合前に清水君が幕3枚を広げるということをみんなに拡声器で呼びかけていた。拍手が起きたことに感動する。サポーターと言う連帯意識と、その共同体意識から来るモラルの向上、そして時々甘え、すべてが日本の村社会のいい部分を表わしているのかもしれない。その村の範囲を広げられれば、いろんなところが平和になるのかもしれない。

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