Jリーグ2連荘
湘南?徳島、J2リーグ第44節、平塚スタジアム、14時キックオフ。前半は完全に湘南のペース。きれいな先制点と、欲しい時間の追加点が決まり、もう徳島の目はないはずだとハーフタイムを迎える。ところが後半、徳島が1点を奪うとたちまち湘南に動揺の色が。それまで何度も決定機を作っていながら急に自信を失った。ベテランのDFを投入して守備ラインを落ちつかせればいいのに、と思っても後の祭り。結局2対4で徳島が大逆転勝利を収める。前半2点、後半4点は同じゴールに決まったので、徳島サポーターが陣取るサイドの席しか得点を間近に見ることが出来なかった。試合前に会った湘南ファンのF嬢はこの試合の後に合コンに行くといっていたが、荒れていないといいのだが。
ところで、平塚スタジアムで見つけたのが200円のフランクフルト(可もなく不可もなく)と! おはぎ! 250円。大感激。ダイエットを忘れてパクついてしまった。
終了後、急いで川崎へ。川崎?甲府、J1リーグ第27節、等々力スタジアム、19時キックオフ。17時30分に到着し、選手より先に入ることが出来たため、両チームのスタジアム入りに立ち合えた。我那覇選手は「疲れはありません」とのこと。大木監督は対策はばっちり立てたと、いつものように「問題ありません」。
甲府のサッカーは面白かった。スペースを作っていろんな選手が飛び出してくる。豊富な運動量でプレスをかけ、局面を有利に導く。ところが、最後の詰めが甘い。逆に川崎は最後の場面でしっかりとプレーする。もっともこの日、川崎が挙げた2点はどちらも甲府のミスから。川崎の完封勝利は5月のC大阪戦以来。「ちょっとずつ上向いてきていると思います」とは箕輪選手。彼とバレー選手の肉弾戦はそれだけでも迫力満点の戦いとして見る価値があった。ぶつかり合いの最初のきっかけはバレー選手の誤解だったんだけど。途中、ついにマルコン選手を外し、この日、やや復調した森選手を左サイドに、井川選手を右サイドに投入。ボールがちゃんと回るようになった。ジュニーニョ選手はいかにもケガ明けというプレーに終始。途中交代にタイムアップを待たずして帰ったのではないかという疑惑も浮上。パスは川崎が持っているので(2年の分割払いで手に入れた)、おいそれと移籍することも出来ないため、もし彼の行動が本当ならちょっともめそうだ。試合後、中村選手、我那覇選手に対する取材は凄かった。話は練習場でしか聞けそうにない。
ところで、知り合いがS席のチケット持っていて、ゴール裏に行こうとして止められていた。「セキュリティ上の問題があるから」とのこと。知り合いも、クラブもどちらの言い分も分かる。「突破」しなかった知り合いは流石に大人だった。