横浜M?川崎
J1リーグ第22節、日産スタジアム、16時キックオフ。第22節はダービーマッチが多く組まれていたのに、あまりそのことは話題となっていない。残念。16時キックオフということで、暑いし、湿度も高かったので選手は大変だっただろう。
試合前に原監督に会う。10月から11月ぐらいにどこかからオファーが来ればいいなぁ、と。海外にも行って勉強したいけど、あまり外国にばかり行っているともう現場に戻る気がないんじゃないかと思われてしまうとも。FC東京はガーロ監督の時は自分のスタッフが全部いなくなっていたので行けなかったし、今は昔のスタッフがやっているので、逆にプレッシャーを与えるんじゃないかと思っていけないんですよ、ということだった。相変わらず自然体で、飄々と気負い無くした人でした。
試合は前半途中まで横浜Mのペースだった。だが、川崎の中村選手がGKにプレッシャーをかけ、慌てたGKがミスキックした時から流れが変わった。あれで川崎の選手は横浜Mが虚勢を張っているのに気がついたのだろう。その後ペースを取り戻す。川崎は1トップ2シャドゥに対する守備の方法が、ナビスコの千葉戦に比べるとDFの1人を押し上げることで修正していた。ジュニーニョ選手は前半何もしなかったが、それも駆け引きだったのか。後半に入り、カウンターを狙うようになって見事な活躍ぶりだった。2点目は森選手のドリブルとパスがきっかけだったが、彼はそのプレーの後、文句を言ったり不必要なファウルをしたりなど集中力を失った。我那覇選手は明らかに精彩を欠いたが、試合後に報道陣が群がっていた。ちょっとだけ1人になったので「頬がこけているよ」と言ったら、「今日は本当にしんどかったんです」と珍しいセリフ。それでも報道陣はひっきりなしで、かなり体調が心配だ。
今日も選手のケガとプレーのストップについて考えさせられた。
1.前半、横浜Mは味方選手がファウルで倒れたが、すぐFKで試合を続行。ところが相手ボールになったところで、その選手が倒れ続けているのをアピールした。ボールを持った中村選手は相手からプレッシャーのない中でその選手が立ち上がるのを確認。そこからドリブルを開始した。
2.ドゥトラ選手が突破しようとして転倒。ゴールラインの外でうずくまる。そのボールをカットした森選手はタッチラインに蹴り出した。
3.DFラインから長い距離を走って攻撃参加した松田選手がペナルティエリアで接触。ゴールキックの際に審判がボールストップ(ちょっとここ記憶が曖昧)。しばらくして松田選手は走ってラインに戻った。
4.後半終了前、川崎の選手が転倒。タッチラインの外へ。横浜Mは試合を続行。
1は主審が止めない限りすぐに攻めていいはず。2と4は4が正解でしょう。試合をストップするのは、選手に治療を受けさせるためで、試合が止まらないとドクターがピッチに入れないからタッチラインに蹴り出すのですから。3は相手の速攻の機会を阻止したとも考えられるプレー。選手が倒れた場合、すぐに外に出してプレーを再開させるのがベストです。もちろん相手選手を外に出させようとファウルを仕掛けたのなら、すぐ相手に警告を出すべき。選手もタッチラインやゴールラインが近いのなら自分で外に出て欲しい。観客はプレーを見たいのだから。2と3は選手がちょっとお休みしたかったのかも。ついでに主審も。
オーウェンはワールドカップで重症を負った時でも、這って自分でタッチラインを越えた。イングランド人のそんな気持ちは時にロマンチック過ぎるし、駆け引きにおいて不利だが、エンタテイメントとしては観客の観たいことを的確に理解していると思う。
試合前にバタバタしてサポーター席のRさんに会いに行けなかった。さがメールが来て安心。
今日の暴露話。試合前の女性記者との雑談。
森「近ごろヒーリングライトでお風呂に沈めて使うのがあるんだよ」
A「その明かりってラブホっぽくないですかぁ」
こら! 君は可愛いキャラで売ってるのだから!
B「え~、あたしもラブホ行きた~い」
こら! 露骨過ぎ! しかも大声で言うのは止めて!
試合前にタジタジでした(嘘)。