千葉サポーターの取材
今日は千葉のサポーターの取材。八丁堀で編集者とカメラマンと待ち合わせるものの、カメラマンは遅れる。
千葉のサポーター4人の話は面白かった。慕っていた監督を奪われ、かつてないほど注目を集め、リーグ戦の間に代表戦も入る過密日程も初めて経験している。さらに横断幕や応援スタイルでサポーターは分裂。スタンドのカリスマの台頭が待たれる。どうなる! 千葉! というか、こんな時だからこそいろいろ遊べることがありそうだよ。
原稿は9月24日発売号のサッカーズにて。彼ら自身の悩みの話のほうが個人的には面白かったのだが、原稿ではホンの少しだけに。
で、近ごろサポーターについて思うこと。これは千葉のサポーターのことではないし、今日会った人たちとはおおむね対局にいる人の話。
選手にブーイングして発奮させようと思うのなら、自分たちもブーイングを受けて動じない気持ちが必要だろう。選手に何か問う時、同じことは自分たちにも問われる。もし自分がサポーターなら、彼らは仲間なんだから。12番を付けている以上、チームメートとして彼らと同じブーイングを浴びることになる。なのに時に仲間といい、時にお客といい、立場がいろいろ変わる人がいる。また叱咤激励の怒鳴り声が厳しいほうがいいと思っている人は、自分がそんな感じで日常的に叱責された時、どう思っているのだろうか。ブーイングをしたり、怒鳴ったり、それがあまりに自分の考えなしに、自分の生活感無しに行われていることに時代を感じる。これからはサポーターも「考えて叫ぶ」ことが大事じゃないだろうか。
帰ってきて、録画しておいたイエメン?日本を見る。ピッチもひどいが、カメラワークがもっとひどい。我那覇選手が後半のロスタイムにゴールを決めた。せっかく高校時代から見ていたのだから、行けば良かったととても後悔。