川崎?千葉
ナビスコ杯準決勝第1戦、等々力スタジアム、19時キックオフ。川崎はジュニーニョの信じられないようなスピードで先制したものの、後半ラインを下げて速攻を仕掛けるはずがバランスが崩れて2失点。最後にCKのこぼれ球から追いついたものの、結局は2対2の引き分け。アウェーゴールが2倍というルールがあるため、千葉は楽になった。代表選手がいなくなったが、その分フレッシュな選手を投入したのが、ほぼ全員同じメンバーだった川崎に対するアドバンテージだったのだろう。川崎にとって見れば、23本のシュートで2点しか奪えないというヒドイ戦いぶりだっただろう。水曜日のMVP(と個人的に認定)、中村選手もこの日は精彩を欠いた。時折彼らしいパスやドリブルを見せるものの、試合の流れを引き寄せるようなプレーではなかった。
試合は最後に佐原選手の退場という後味の悪い終わり方をした。個人的には荒れた試合も楽しいけれど、めったにそんな経験のない等々力スタジアムはちょっと落ち着かなくなった。報道陣がほぼ帰ったスタジアムで佐原選手はたたずんでいた。落ちついていたけど、さすがにいつもの元気はなかった。ちょこっと話したけど、雑談です。
それにしても千葉の選手の中に、時々ちょこちょこ仕掛けてくる選手がいる。昔はもっとクリーンな戦いぶりだったと思う。A3から今日まで5試合を見て、ちょっとがっかり。