ブラジル人女性のあざけり
9時に起きる。気管支に違和感がある。ホテルのレストランに行く。N君が親切にも風邪薬をくれた。食事後、薬を飲んで再びベッドへ。14時、ロビーに集合。14時30分出発。2時間でドルトムントに到着した。みんなと別れ中心街へ向かう。思ったほど盛り上がっていない。94年、2002年の決勝でのブラジルの応援団を見ていると、今日は力が入っていないことが分かる。鳴り物が欲しくて町でガスホーンを購入。ヌバーを食べていると、白地に「NAKAMURA」と書いてあるシャツを来ている人と、セルティックのユニホームを着ている人に会う。日本人を見つけてうれしそうだった。
17時にスタジアムへ。N君たちに合流。ガスホーンを鳴らすとN君が「回りが静かになりましたよ」と文句。じゃあということでN君にガスホーンを渡す。
スタジアムの外で矢作典史君に会った。クーバーコーチング・ジャパンのヘッドだったが、今、京都サンガのU?13ユースの監督だ。元気そう。実は昔、同じ職場で働いていた。サッカーとは何の関係もない職場だったが。
スタジアムの中で佐賀県サッカー協会の福岡淳二郎先生と会う。今年サガン鳥栖に入ったK君の話題になる。今年彼のプレーを見たが、確かにまだ改善すべき部分はある。いきなり注目を集め過ぎないよう、先生にもお願いする。だがK君はしっかり地に足をつけているから大丈夫だろう。
傾斜が急でりっぱなスタジアムだった。ブラジルの応援団には余裕があり、マイアミの時ほど両サポーターの間に緊迫感が流れない。ブラジルは後ろの方のメンバーを落としてきた。だが攻撃の選手は揃っており、ロナウジーニョを楽しみにしていた同じツアーの女の子は大喜び。複雑。
試合後、バスの駐車場で「アリガト! サヨナラ!」と叫んでいるブラジル人女性がいる。かなりむかつく。「ドーハの時の気持ちが分かりました」という人がいる。まるで違うよ。いつの間にか寝ていた。