「生き方に自信を持った男になるためには…サッカー指導者・松本育夫が伝え続けた心構え」掲載

「みんなのごはん」様に「生き方に自信を持った男になるためには…サッカー指導者・松本育夫が伝え続けた心構え」が掲載されました。

「1968年のメキシコ五輪について語るには、まず当時のサッカーを取り巻く環境について話をしないといけないでしょうね。1964年東京五輪のころはプロが誰もおらず、日本のサッカーは、当時アマチュアだけ参加できることになっていた五輪がすべてだったんです。

 

その1964年東京五輪で勝つためにデットマール・クラマーさん(故人)が招へいされました。1960年ローマ五輪のときは予選で韓国に敗れて本大会に出場できなかった。けれども4年後は東京開催ということで、もし日本のサッカーが惨敗するようなことになったら『日本でサッカーは通用しない、育たない』ということになってしまう。だから日本サッカー協会は必死だったんです。……