「携帯も触りたくないくらいだった……ヒール・岩下敬輔はルールのせめぎ合いの中で生きた」掲載
「J論プレミアム」様に「携帯も触りたくないくらいだった……ヒール・岩下敬輔はルールのせめぎ合いの中で生きた」が掲載されました。
「サッカー選手って、いつも上手くいかないことばかりじゃないですか。そのときどきで必死にやってるんだけど、毎回壁みたいなものがあるんですよ。でも僕はどうしようもないということがなかったですけどね。
もっとしんどいことを経験してる先輩たちが近くにいたんで。市川大祐さんはケガが多かったですし、小野伸二さんは一番いいときにケガしたりとか。若いときはチヤホヤされてたけど壁にぶち当たってすぐ消えてった選手を見たりもしました。僕にはそんなとんでもない壁はなかったと思いますね。
ただ僕はいろいろ非難されるタイプのプレーヤーだとは思ってました。でも「自分が叩かれてもチームは勝てる」ことがあると分かって飛び込んだ世界だったし、勝負事の中でそういうのは付きものだったと思います。……」