「レフェリーにも引退試合があったっていい…審判を統括する扇谷健司が語ったVARとJリーグ」公開

「みんなのごはん」様で、「レフェリーにも引退試合があったっていい…審判を統括する扇谷健司が語ったVARとJリーグ」が公開されました。

「私は現在、「Jリーグ審判デベロップメントシニアマネージャー」として、Jリーグの審判を統括す立場にいます。担当する役割の中にはVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が含まれています。

 

日本でVARを導入しようと検討を始めたのが2018年です。そこからリーグの人など多くの方にいろんな形で協力していただいて、2021年、J1リーグでVARが本格的に導入されました。1年間が終わったことで様々なデータが取れました。その一部を記事の一番最後で紹介しておきます(※1)。数字的なものはシーズン途中に改善しましたが、まだ進歩しなければいけないとは思います。

 

1年やってみて率直に思ったことは、本当に大きなトラブルなく終われたということですね。ホッとしています。自己満足の世界かもしれないのですが。本当にありがたいと思ったのは選手、サポーター、リーグ関係者、メディアの方が、ジャッジの一つひとつをかいつまんで大きく批判しなかったということです。……