「選手は敵ではなく味方だった…主審・西村雄一が勇退するまでの4年間で検証したものとは」掲載
「J論プレミアム」様に「選手は敵ではなく味方だった…主審・西村雄一が勇退するまでの4年間で検証したものとは」が掲載されました。
「2024年限りでトップカテゴリー担当から勇退して……そうですね。正直なところ、いろんな制約から解き放たれたという感じがありますね(笑)。
やっぱりJリーグを担当するレフェリーはゲームで最高のパフォーマンスを出せるように照準を合わせますから。スケジュールにしても体調にしても。
それから私がどのゲームを担当するのか、事前に公にできないんですよね。ですから、自分の先の予定をなかなか決められないとか、いろいろと制約があるんです。
もちろんJリーグ担当レフェリーとして求められる立ち振る舞いもありますから、いつどなたに会ったとしても、ある程度きちんとしていなければいけない。
そういった面でいくと、およそ25年間続けたこの制約から解き放たれて、少し忘れかけていた「人らしさ」と言うんですかね、そういったところに立ち返ることができて、今は純粋にレフェリーを楽しんでいた頃に戻った感じがしています。……」