「『名前』の賞味期限は2年しかない…伊野波雅彦はなぜサッカーの現場を離れたのか?」掲載
「J論プレミアム」様に「名前の賞味期限は2年しかない…伊野波雅彦はなぜサッカーの現場を離れたのか?」が掲載されました。
「来年、カタールでアジアカップなんですね。知らなかった(苦笑)。
実は知り合いの方に誘われて2022年カタールワールドカップの決勝を観に行ったんですよ。カタールは2011年アジアカップで優勝した場所だったんで感動がよみがえりました。
ただ今までだったら、ほんとに「自分が出場できなくて悔しい」とか「うらやましい」とか、そういう感覚があったんです。けれど、試合を見ていてそういったものがなくなってました。
決勝戦を見ながら純粋に「すげぇ」と思ったんですよね。今まで自分の中でそういう感覚がなかったんです。年齢的なところも、選手生活の終盤的なところもあったからだろうと思います。そう思ったタイミングで、自分の気持ちとしても「現役はもう終わりかな」と感じて引退したんですよ。自分は感覚を大事にしてるんで、そこで決断しました。我慢して現役を続けようというタイプじゃないんで。……」