「日本サッカーは英国人にどう見える?…ショーン・キャロルはなぜJリーグを追い続けるのか」掲載
「J論プレミアム」様に「日本サッカーは英国人にどう見える?…ショーン・キャロルはなぜJリーグを追い続けるのか」が掲載されました。
「日本に初めて来たときは、日本って絶対に行きたい国というわけじゃなかったね。来たのはそのころの彼女が日本人とのハーフだったから。イングランド大学の学生だったとき付き合い始めて、1年以上経ったときに「夏休みどっか行こう」と相談しながら考えたんです。
そうしたらヨーロッパに1週間行くのと日本に3週間行く費用が変わらなかった。ヨーロッパはホテルや食べ物とかいろいろかかるけど、彼女の家族が東京に住んでいたから実家に泊まってご飯を食べさせてもらえることになったから。
彼女に「同じ値段で日本に行くのはどうか」って言われて、僕は「別にどっちでもいい」と答えたけど、日本に行く前にはなんでかわかんないけど、特に楽しみじゃなかった。ここ行きたいとかこれやりたいとか、あまりなかったから。
僕はアニメとか漫画は全く興味ないし、ゲームもやらない。日本に住んでる外国人はそのケースが多いでしょ。ジブリが好きとか漫画とかアニメが大好き、任天堂もよくやるとか。そういう全体的にオタクと呼ばれるタイプが多いけど、僕は全然そうじゃなかった。
日本料理も多分食べたことなかったと思う。寿司とか蕎麦やラーメンも食べたことなかった。だから「絶対本物のラーメンを食べる」とか「本物の寿司を食べる楽しみ」とかなかった。
けれど日本に着いてから、急に日本が好きになった。……」