「バイト生活のアマチュアからJリーグ王者へ……異色のGK・朴一圭はなぜ這い上がることができたのか?」掲載
「J論プレミアム」様に「バイト生活のアマチュアからJリーグ王者へ……異色のGK・朴一圭はなぜ這い上がることができたのか?」が掲載されました。
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「これまでの人生の中で苦しかった時期が2回あるんですよ。
1回目は、朝鮮大学校を卒業した1年目の2012年です。その当時JFLだった藤枝MYFCに加入したんですけど、その時代はとても苦しかったですね。
もう1回は、2013年に社会人リーグで1年間やらせていただいたんですけど、そのときです。この2回は、自分の人生をサッカー人生語る上で両方ともすごく大切な年でした。
大学を卒業する前にJ2の4クラブに練習参加させてもらったんです。けれどすべて契約できなくて、JFLのチームは最終選考まで残ったんですけどもダメになってしまい、他にもいくつか地域リーグのチームに行かせていただいたんですけど、ことごとく受からなくて。それで最後の最後、大学の1学年上の先輩が所属してた藤枝MYFCを受けたんです。
ちょうどGKを探してるということで「練習参加してOKだよ」って声かけてもらったんですけど、決まったのが1月の2週目というチーム始動の直前で、本当に滑り込みでした。今考えると、多分GKの人数が足りなかったからじゃないかと思うんですよ。実力を評価されたり、何かを認められて入団できたかというと、そうじゃなかったと思いますね。……」